【ミモザ】ヨーロッパで春を告げるお花ミモザ(アカシア)とミモザの種類について教えて!
ミモザ(アカシア)について
ヨーロッパの春を象徴する花木で
ここ数年日本でも切り花でたくさん出回るように
なりました。
2月~4月に咲く黄色い房状のお花を使って
作るリースやスワッグは特に人気となっているようです。
シルバーリーフのミモザは、アレンジにも使う人気の花材です。
*写真は銀葉アカシア
Table of Contents
ミモザについて
ミモザは
マメ科アカシア属
原産国:オーストラリア
開花期は2~4月
本来ミモザはオジギソウの学名だそうですが、黄色い房状のお花が咲くアカシアのことをミモザと呼ぶようになったそうです。
ヨーロッパで春を象徴する色が黄色ということで、ミモザは春を告げる代表的な花木のようです。
*ギンヨウアカシア
ミモザの種類
切り花や園芸種として日本で見られるミモザの種類は
- ギンヨウアカシア・・・・・シルバーリーフで良く出回っている品種
- プルプレア(パープレア)・・・・・・・・・・ギンヨウアカシアと葉の形は同じで、新芽が銅葉になる個性的な色合い
- 三角葉アカシア・・・・・・・名前の通り三角の葉が特徴
- アカシアブルーブッシュ・・・・・・・細長い葉が特徴
- 金葉(きんば)アカシア・・・葉がグリーンから黄金色に変化していく
- アカシア・スペクタビリス・・・・・・・ギンヨウアカシアよりも葉の間隔が広く
葉が丸みを帯びている - フサアカシア・・・・・・・ギンヨウアカシアよりも葉が長く密集している
- ムーンライト・・・・・・・葉が細長く輸入のものが多いようです
- ヤナギバアカシア・・・葉が細長くヤナギの葉に似ている
- パールアカシア・・・真珠葉アカシアとも呼ばれ、丸く美しい葉が特徴的な植物
ヨーロッパで主流のフサアカシアはフランスミモザとも呼ばれるているようです。
輸入の切り花として春に市場に入荷してきます。
*フサアカシア
ミモザの日
3月8日をイタリアでは「ミモザの日」と言うそうです。
この日は国連で制定された「国際女性デー」で
イタリアでは女性に感謝と敬意を込めて
ミモザを贈るというのが習慣になっているようです。
ミモザのリース
ミモザのリースを作る時は開花したものを使います。
ミモザの蕾はほぼ開花することがないようですので
リースを作る時は開花したものを選ぶと
きれいなリースが仕上がります。
品種によっては葉をつけたままでも良いですし、
フサアカシアのように、葉がお花よりも長くでている場合には
葉を間引いて作ると、お花が引き立ちます。
最近はユーカリなどのドライになるグリーンと一緒に
リースを作ることもあります。
開花しているミモザのお花は次の日には
ドライフラワーになってきます。
黄色いふわふわの可愛い状態を
楽しめるのはごく短い期間なのですが
ドライフラワーになる花材ですので
リースやスワッグにしてからも長く楽しんで
いただけると思います。
ドライフラワーはだんだん色が変わって
いきますのでそれも楽しみの1つとなるでしょう。
ミモザを使ったフラワーアレンジメント
ミモザアカシアを使ったフラワーアレンジメントをご紹介いたします。
終わりに
桜色のピンクに加えて、ミモザの黄色も日本で春を告げる色になってきました。ミモザのリースやスワッグを作る時、お庭に迎える場合にお気に入りのミモザを見つけていただくご参考になればうれしいです。
リースの作り方はこちらをご参考にしてみて下さい