【フラワーアレンジメント】フラワーアレンジメントの基本形クレッセントの作り方とコツ
フラワーアレンジメントの基本形クレッセントをご紹介いたします。
クレッセントの作り方、手順、コツをお伝えいたします。
Table of Contents
フラワーアレンジメントの基本形クレッセント
クレッセントは「三日月形」という意味で、フェイシングアレンジ(三方見)
です。
クレッセントの用途
クレッセントはエレガントで華やかなデザインですので、
自宅にも会場装花にも映える応用のきく人気の基本形です。
クレッセントを飾る場所
フェイシング(三方見)アレンジですので、後ろが壁面や窓など人が後ろを通らない場所に飾ると良いでしょう。
クレッセントに適した花材
クレッセントに適した花材は、ポイントになるマスフラワーと
ラインをとるフィラフラワーやラインフラワーを組み合わせると
作りやすいです。
マスフラワーに適した花材
バラ・ダリア・カラー・ガーベラ・カーネーション・マム
フィラフラワー・ラインフラワーに適した花材
フジバカマ・ブルースター・デルフィニウム・スプレーストック・
スイトピー・パンジー・クレマチス・スカビオサ・シュウメイギク
チョコーレートコスモス・コスモス・バジル・カラミンサ・ダンギク
グリーン
ミント・ローズゼラニウム・マルバルスカス・イタリアンルスカス
リキュウソウ・グニーユーカリ・マルバユーカリ・ホソバユーカリ
アイビー・カンガルーアイビーなど
クレッセントの作り方
仕上がりサイズ 高さ約40センチ幅約45センチ
使用花器 高さ18センチ幅15センチ
使用花材
・バラ(キョーミ)3本
・カーネーション(レージェマロン)2本
・ホトトギス3本
・ダンギク4本
・スカビオサ4本
グリーン
・マルバルスカス
・カンガルーアイビー
・キャットミント
・オレガノ
1、フローラルフォームを花器から約2センチ出してセットします。
2、グリーンで形をとります。
まず4カ所にグリーンを入れます。
高さは20センチ、横も20センチ、手前は15センチくらいにグリーンを
カットして、グリーンと花器の間に隙間が空かないように、
花器の口に当たるように入れます。
高さを出すグリーンは、フローラルフォームの後ろから4分の1の真ん中に
テイクバック(少し後ろに倒す)して挿します。
横のグリーンは少し下に角度を下げて花器すれすれに入れます。
三日月型になるように、4カ所の間にグリーンを入れます。
横から手前のグリーンはなだらかにつなぎます。
3、ポイントになるお花を入れます。
今回は5本でポイントフラワーをとります。
1本目のポイントフラワーは一番高いグリーンの2分の1くらいのところに
バラの花首が来るように入れます。
残りの4本は高さを変えていれます。
4、ラインフラワーを入れていきます。
ホトトギスをランダムに3本いれます。
次にダンギクを4本ランダムにいれます。
スカビオサを4本入れて、ホワイトスターを1本(⑤)入れます。
ラインフラワーはすべてランダムに、空いているところに入れていきます。
5、グリーンで形を整えます。
正面からみてフローラルフォームが見えているところと、
後ろ側のフローラルフォームが見えているところにもグリーンを入れます。
6、完成です
クレッセントの作り方プロのコツ
お花に高低差をつけて空間を取ると、伸びやかでナチュラルなクレッセントに仕上がります。
最後のグリーンで形を整える時には、お花よりもグリーンを短くすると
お花が引き立てられてスッキリと美しく仕上がります。
FlowerWorksJapanのウェブサイトでもクレッセントの作り方が
コラムにアップされていますのでご参考になさってください。
クレッセントの作り方とコツ